眼の健康管理

こんにちは。おおたけ眼科上尾医院の田村です。

紫外線が強くなりましたね。今日は眼の健康管理に

ついて書いてみました。

 

・・・眼の健康管理・・・・

目は外部からの情報の約80%を得ていると言われている臓器です。

目の疾患は加齢とともに罹患率は上昇し、白内障は80歳以上では

ほぼ100%、緑内障は40歳以上の20人に1人いるとされています。

また近年、日本で加齢黄斑変性に罹患する方も増えてきています。

『目のセルフメディケーション』

『セルフメディケーション』とはご存知の方も多いと思いますが、

この言葉は2000年に世界保健機構 WHOが「自分自身の健康に責任

を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と提唱したもの

です。  早期発見の方法から自分でできる予防法により自己の健康管理につ

ながります。

目は繊細で複雑な構造をしていて、目の表面は結膜という粘膜で覆わ

れています。眼球を覆う白目とまぶたの裏側の部分ですが、外側なので、

細菌やウイルスによる感染、花粉などアレルゲンによるアレルギー反応

による炎症が起こりやすいのです。  症状として目やにが増えたり、

充血がひどいときは眼科で診てもらい

指示を受けます。

市販のOTCの目薬には抗菌剤としてサルファ剤以外配合されていない

ので、状態がひどい場合は適確な効果のある医療用の抗生物質や抗ウイル

ス薬を使うためです。

かゆみと涙が増えるのは、アレルギーによるもので鼻水やくしゃみなど

花粉症の症状に伴って起こるので、抗アレルギー薬を含む目薬を使います。

炎症が起こるのを防ぐには、手を洗うこと、水泳の後やごみやほこりが入

ったら目を水道水で洗う、清潔なタオルを使うなどこまめな注意が効果的

です。タオルの共用はさけてください。

マスクを使って花粉やほこりを防ぐのは立派なセルフメディケーションの

実践ですが、眼鏡をかけることによって花粉等の目への接触も少なくなり

ます。  目は神経が集中していて、普通起きているときはそれを使い続

けるので

疲れてきます。

かすむ、痛む、まぶしい、充血する、涙がでるなどの症状は疲労しているこ

とのシグナルです。疲労を少なくするには、1時間に1回はちょっと目を閉

じるなど休息をとるのがよいでしょう。

また、環境条件をよくすることも大切です。

照明は適切でしょうか。視力の矯正は大丈夫でしょうか。

眼鏡やコンタクトレンズはあっていますか。

最近は仕事や勉強で、コンピュータ画面を見る時間が多くなりました。

スクロール作業(ウィンドウ内に収まらずに表示されていない内容を見るた

めに、ウィンドウの中を上下または左右に少しずつ移動させて、隠れている

部分を表示させること。)は目の疲れを増します。さらに、ゲーム機器に携帯

画面-もう目はオーバーワークで悲鳴をあげています。目か乾いた状態―ドラ

イアイはこのような作業やコンタクトレンズの使用者に多い現代病といえます涙

と同じ成分にあわせた、人工涙液型の目薬が有効です。 これからの季節、

紫外線も目にとって大敵です。曇っていても安心できません。

紫外線カットレンズのサングラスやサンバイザーや日傘等での紫外線予防を勧

めます。  多くの市販の目薬にはビタミン類が栄養補給ということで配合されています。

ビタミンAは不足すると夜盲症になるといわれ、B2の不足も角膜に影響する

とされます。

通常の食事の中でこれらを多く含む食品をとるように心がけるのが一番です。

総合ビタミン剤などをサプリメントととして使うのも目にとってよいでしょう。

目の健康に良い食品を摂りましょう。ビタミンCとE、亜鉛、ルテイン、ゼア

キサンチン、オメガ3脂肪酸は目の健康に不可欠です。

こうした栄養素は、白内障や水晶体の混濁、加齢による黄斑変性症などの予防

に効果を発揮します。

全般的に見て、体に良いバランスのとれた食生活は目の健康にも役立ちます。

 

眼科で目の定期検診を受ける、充分な睡眠をとる、一定時間パソコン等眼を

使用したら目を休ませるなど日ごろから健康管理に心がけましょう。